気づいていたかもしれませんが、ここ数週間、ブログをあまり更新していませんでした。 私は2週間の休暇を取り、フランスに戻って家族と過ごすことにしました。この2週間は、これまでに経験したことのないようなリラックスした休暇でした。思い切り休めたのは、仕事仲間のおかげでした。
仕事に戻った今、休暇を取ることの重要性、そしてさらに重要なこととして、どのように休暇を取るかについて考える価値があると思いました。
休みを取ることは仕事の一部である
休暇を取ることの重要性は当然のように思われがちですが、日本の統計を見るとそうではないように見受けられます。
休暇は仕事の一部であり、仕事の生産性を高めるために、十分な休息と健康を確保することが目的です。健康であることは、実は就業規則や労働契約書に明記されています(確認してみてください)。
休暇を取ることは、プロとしての責任の一部です。休暇を取らなかったり、取れなかったりすると、長期的には生産性が低下し、十分なパフォーマンスを発揮することができません。
休暇中は十分にリラックスし、仕事から距離を取る必要があります。そうしないと、自分のバッテリーを十分に充電できません。最悪の場合、休暇を取る前よりもさらに疲れてしまうかもしれません。
しかし、ご存知のように、責任や地位が上がれば上がるほど、休暇を取るのは難しくなります。2、3日スクリーンから離れただけで、何かが爆発するような感覚に陥ることもあります。
休暇中にストレスを感じてしまっては、休暇を取る意味がなくなってしまいますからね!そこで、少しでもストレスを減らすためのアイデアをご紹介したいと思います。
理想なバケーションとその取り方
最高のバケーションとは、ストレスや心配事があってはなりません。空港に向かう途中でドアに鍵をかけたかどうかを気にしたくないのと同じように、予定外の出来事でプロジェクトが燃えてしまうことを心配せずに休みたいものです。そのためのヒントをいくつかご紹介しましょう。
事前に計画を立て、積極的に行動する
上司から「有給は○日残っているからすぐに取ってくれ」と言われるのを待つのではなく、自分で計画を立ててみましょう。 現実的ではないかもしれませんが、年に一度の休暇を受け取る際に、すべての計画を立てることができれば、関係者全員にとってスムーズなプロセスになります。 具体的な日にちは決められなくても、この月とこの月にこれだけの日数を取ります、と言うだけでも助かります。
自分が不在の間、チームやプロジェクトが存続できるかどうかを確認する(大抵心配しなくても大丈夫だけど)。
チームのためではなく、あなた自身の安心のためです。 留守中に起こりうるトラブルのトップ10をリストアップし、それぞれに解決策を用意しておきましょう(あるいは、解決策がなくても、影響はそれほど大きくないことを認識しましょう)。
任せる
自分と依存関係にあるタスクが少なくなるように、それらのタスクを他のチームメンバーの少なくとも1人が対応できるようにしましょう。
そのための引き継ぎ資料も出来るだけ準備しましょう。書くのが苦手な人は、スクリーンキャストを記録するのもいいでしょう。 もしあなたが一人でプロジェクトに参加しているのであれば、マネージャーに相談してみてください。留守中の対策を考えるのは上司の仕事ですから、その旨をすぐに伝えるようにしましょう。
他の人に休暇を取らせる
休みを取らせてくれる人がいると、休みを取るのが楽になります。 つまり、他の人に休暇を取らせることは、チームワークの一部だということです。必要なときに他のメンバーが休暇を取れるようにするのは、チーム全員の責任です。
そのためには、自分と依存関係にあるタスクを、日頃から積極的に他のメンバーに共有しておくことも一つの方法です。 もし、チーム内に依存関係のあるタスクを多く抱えている人がいたら、その人に声をかけて、責任を分担してもらうようにしましょう。
まとめ
以下は、この記事で取り上げた内容の要約です。一言で言うと
バケーションは重要である
バケーションを取ることは仕事の一部である
事前に計画を立てましょう
自分に依存しているタスクを無くして、ストレスの無い休暇をとれるようにしましょう
他の人が休暇を取れるように、その人と依存関係にあるタスクに気を配りましょう。
Wizcorpでは
Wizcorpでは、休暇の重要性を認識し、夏季・冬季を問わず5日間の追加有給休暇を提供しています。Wizcorpは様々な国のメンバーで構成された国際色豊かなチームですが、日本の標準的な休暇日数では、クリスマスや夏のシーズンに自国に帰りたいと思っている人にとって、海外旅行が難しいと感じたからです。
また、スタッフが必要なときに有給休暇を気にせず健康に専念できるように、5日間の病気休暇(残念ながら2021年の日本では未だに法的に認められていません!)を与えています。
嬉しいことに、私たちのスタッフは病気休暇を除いて平均17日の有給休暇を毎年取得しており、特別休暇の5日を含めると80%の消化率にもなります。 とはいえ、まだまだ完璧とはいえないので、再来年までには100%を目指して、積極的に休暇取得を促進しています。
当社の理念や福利厚生について詳しく知りたい方は、キャリアページをご覧ください。
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